イタリアの女性ピアニスト、リタ・マルコトゥッリ(1959生)、プログレ・バンドのベーシストだったアレス・タヴォラッツイ(1948生)、フュージョン系ドラムのアルフレード・ゴリノ(1957生)というベテラン3人によるピアノトリオ作品。
オリジナル曲の他にビートルズのLady Madonnaや映画音楽のRomeo & Julietのカバーなど幅広い楽曲を演奏している。
ベースとドラムがロックテイストで躍動的であるが、ピアノは抑え気味で抒情的だ。それらが一曲の中でも変調して動と静の面を見せる、派手さと渋さを兼ね備えた魅力的なプログレッシブ・ジャズ・ピアノトリオである。
録音はステファノ・アメリオなので、それぞれの楽器が際立ち、バランス良く響く。
タイトルの意味を調べたかったのだが、Indacoはイタリア語の「藍(インディゴ)」だが、Hanamiというイタリア語は無さそうだ。もしかして日本語?
華やかなローズヒップティーの紅色を楽しみながら。
(2021録音)
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